「できた!がうれしい場所」— 佐藤塾小学生アンケート集計結果
佐藤塾では、子どもたちがどんな気持ちで学んでいるのかを大切にしています。
“できた!” の瞬間のうれしさ。
“むずかしい…” と感じたときのもどかしさ。
そして、わからなかったことがわかるようになったときの誇らしさ。
そのひとつひとつが、子どもたちの中で小さな「成長の光」となっています。
今回、塾に通う小学生たちにアンケートをお願いしました。
「楽しいこと」「先生のこと」「できるようになったこと」「未来のじぶんへの言葉」まで、
子どもたちの素直で温かい声をそのまま紹介します。
1.「塾に来るのは楽しい?」
アンケートでは、全員が「すごくたのしい!」または「たのしい!」と答えてくれました。”勉強の場” であるはずの塾が、“笑顔で通う場所” になっていることが、何よりも嬉しいです。
- どんなときが楽しいと思った?
- 「お友だちと勉強するとき、お菓子を買うとき、本を借りる時が一番いい!」
- 「先生とお話しするとき」
- 「友達とや先生と話すとき」
- 「ムクとせなちゃん、なはちゃんに会えるとうれしい。」
- 「たくさんある!笑ったとき!」
- 「わかりやすくて 面白い」
- 「色々なやり方で問題を考えさせてくれるところが楽しい。」
「できた!」の喜びはもちろんですが、
子どもたちにとって “友だちと過ごす時間” や “先生との会話” そのものが楽しさの中心にあるようです。
教室では、問題を解いている最中にも笑い声が響くことがあります。
その笑顔は、わからないことに向き合う勇気や、仲間と学ぶ安心感から生まれるもの。勉強が「競争」ではなく「共に考える時間」となっているのが、佐藤塾の特徴です。
佐藤塾が楽しい理由(抜粋)
- 先生や友だちとの時間
- 問題が解けたときのうれしさ
- 教室の雰囲気・お菓子・本など
2. 「できるようになったこと」
子どもたちに「できるようになったこと」を聞くと、たくさんの声が挙がりました。「計算」「文章題」「考える問題」「チャレンジ問題」——どれも地道な努力の積み重ねです。
- 「計算がもっと早くできるようになった!」
- 「間違いを直せるようになった!」
- 「まちがえても気にしないパワーがついた!」
- 「じしゅうできるようになった!」
できるようになったこと(複数回答)
- 計算
- 集中する力
- 自分で「わからない」と言えるようになった
- 考える問題
- 文章題
- むずかしい問題にチャレンジ
- 最後まであきらめずにやるようになった
- がんばった自分をほめられるようになった

“できた”という結果よりも、その過程を楽しむ姿勢こそが、子どもたちの大きな成長だと感じています。授業の中で「わからない」と自分から言えるようになったとき、そこに本当の学びが生まれます。佐藤塾では、どんな小さな変化も見逃さず、「それ、いいね!」と声をかけるようにしています。
失敗は“終わり”ではなく、“次のチャンス”。そう思えるようになった子どもたちの姿を見るたびに、私たちも心からうれしくなります。勉強を通して、“考える力”と“あきらめない心”が育っていく——その過程を共に歩めることが、何よりの喜びです。
3. 「先生のこと、どう思う?」
うれしい言葉がたくさん届きました。
「やさしい」「わかりやすい」「おもしろい」「ほめてくれる」という声が多くありました。みんなどうもありがとう!
先生の印象(複数回答)
- おもしろい
- 話しやすい
- やさしい
- 教え方がうまい
- わからないときにくりかえして教えてくれる
- まちがえてもだいじょうぶって言ってくれる
- しっかり見てくれる
- いっしょに考えてくれるのがうれしい
- 先生に会うのが楽しみ
そして、特に印象的だったのが以下の3つの声です。
- わかるまで教えてくれること
- 自分に合ったやり方で教えてくれること
- 学校であったことを聞いてくれること
どれも、佐藤塾の講師たちが “こうありたい” と常に思っている言葉です。
子どもたちは、ただ問題の解き方を教えてもらうのではなく、“自分に寄り添ってくれる先生”の存在に安心と信頼を感じてくれていることをうれしく思います。
「わかるまで付き合ってくれる」— これは、子どもたちの成長を信じて待つ姿勢。「自分に合ったやり方で教えてくれる」— これは、一人ひとりの学び方を尊重する思いやり。そして「学校であったことを聞いてくれる」存在として、これからもあり続けたいと思います。
4. 「通う前とくらべてどう?」
多くの子が、「前より算数がすきになった」「がんばれるようになった」「考えるのが早くなった」と答えました。中には、「あまりかわらないけど楽しい」という子も。成績の変化以上に、“気持ちの変化”がたくさん見られました。
通う前との変化(複数回答)
- わかるようになった
- 前より算数がすきになった
- 前よりがんばれるようになった
- 考えるのがはやくなった
- むずかしいけどやってみようと思える
- 「チャレンジもんだいが楽しくなった!」
- 「むずかしいけど、できたときにすごくうれしい!」
- 「分からないことを先生に聞くことができるようになりました」
私たちは、結果を急がず、ひとりひとりのペースを大切にしています。子どもたちが「好き」や「楽しい」と感じながら学ぶとき、その気持ちこそが、やがて本当の学ぶ力につながっていくと知っているからです。
最近のアンケートの中で、「むずかしいけどやってみようと思えるようになった」という声がいくつもありました。その言葉を見たとき、胸がいっぱいになりました。挑戦を前向きに受け止められるようになったこと——それこそが、私たちにとって何よりもうれしい成長です。
5. 「佐藤塾のきょうしつって、どんなところ?」
この質問には、全員が「通いたい!」と答えてくれました。
理由を聞くと、その答えの一つひとつに、塾の雰囲気が映し出されていました。
- 「みんなでやってできた時「ここにかよってて良かった」といつも心の中で思います。」
- 「わかるまで教えてくれるところが好き」
- 「友だちに会えるのがたのしい!」
- 「勉強がわかるようになった!」
- 「毎日じしゅうしつに行きたい。」
通いたい理由(抜粋)
- 楽しい
- わかりやすい
- じぶんのペースでできる
- やさしい空気がある
- 安心できる
- わからないときに聞きやすい
- まちがえても大丈夫なかんじがする

子どもたちの言葉を読んでいて、胸があたたかくなりました。「楽しい」「安心できる」「まちがえても大丈夫」—— その一言一言が、教室の空気そのものを表しているように感じます。そして何よりうれしいのは、子どもたちの中に「むずかしいけどやってみよう」「わかるまでやりたい」という気持ちが育っていること。それは、“考えることを楽しむ力”が芽生えている証拠です。これからも、ひとりひとりのペースを大切にしながら、「わかった!」と笑顔になれる瞬間を増やしていきたいと思います。
また、好ましくない学習環境として「こわい先生がいたら」「まちがえたときにおこられたら行きたくない」という声もありました。子どもたちは本能的に、“安心して挑戦できる空間”を求めているのだと思います。その思いを守るために、佐藤塾では「失敗を笑わない」「わからないを大切にする」ことを徹底いたします。
6. 「ぼく/わたしに、こんなスーパーパワーがついた!」
こんな質問をしてみました
「ぼく/わたしに、こんなスーパーパワーがついた!」と思うことがあれば書いてね。(そのパワーで何ができるようになったかも、よかったら教えてね)楽しい回答がたくさん届きました。
通いたい理由(抜粋)
- 考える力
- むずかしい問題にたちむかうチカラ
- 計算のはやさ
- 自分のやる気をコントロールできるパワー
- すぐにあきらめないガッツ
- まけない心
- 「じしゅうできるようになった」
- 「まちがえても気にしないパワー」
- 「集中力!」
- 「先生のおかげで分からないって言えるパワーが付きました!」
子どもたちが「考える力」「あきらめない心」「まちがえても気にしないパワー」といった言葉を自分で選んでくれたことに、強く心を打たれました。
これらはすべて、テストの点数では測れない“内側の力”です。授業を通して、子どもたちが少しずつ「わからない」を受け入れ、「どうすればできるかな?」と考えられるようになっていることが、とても頼もしく感じます。
特に印象的だったのは、「先生のおかげで“わからない”って言えるパワーが付きました!」という言葉。“わからない”と言える勇気は、学びのスタートラインに立てた証拠です。私たちは、これからも子どもたちの中にある小さな“スーパーパワー”を見つけ、「その力、すごいね!」と伝えながら、一緒に育てていきたいと思います。
7. 「未来のじぶんから今のじぶんへ」
最後の質問では、未来の自分が今の自分にメッセージを送るという少し想像力のいるテーマでした。それでも、子どもたちはしっかりと自分の言葉で答えてくれました。
- 「あきらめないチカラがついたね」
- 「あの時、がんばってよかったね」
- 「負けないでがんばれ〜」
- 「佐藤塾に出会ってよかったよね」
- 「これからも君は頑張れるよ!」
子どもたちが「未来の自分」に向けて言葉をかける姿を見るたびに、胸が熱くなります。今の努力をちゃんと認めてあげられる——その優しさと強さこそが、“自分を信じる力”の表れです。私たちは、その小さな一歩一歩をそっと見守りながら、「大丈夫、あなたはもう未来に向かって歩いているよ」と伝えたい気持ちでいっぱいです。

おわりに
このアンケートを読みながら、子どもたち一人ひとりの顔が思い浮かびました。問題を解けた瞬間の笑顔、悔しそうに考え込む表情、そして「もう一回やってみる!」と前を向く声。そのすべてが、佐藤塾の教室を温かくしてくれています。
私たちは、「できた!」という結果よりも、そこにたどり着くまでのがんばる時間を何より大切にしています。まちがえても大丈夫。時間がかかっても大丈夫。「わからない」と言える勇気や、「やってみよう」と思える気持ちが育っていることが、私たちにとって何よりもうれしい成長です。
佐藤塾は、“できた!”の喜びと、“まちがえても大丈夫”という安心が共にある場所。わかるまで寄り添う先生、自分のペースで考えられる時間、そして静かに集中できる空間が、子どもたちの学びをそっと支えています。これからも私たちは、子どもたちの中にある“考える力”と“楽しむ心”を大切に、ひとつひとつの「できた!」を一緒に喜びながら、“わからない”に向き合う勇気を育てていきたいと思います。









